有料会員限定

エイベックス、アニメ会社になる! 『ユーリ!!! on ICE』『おそ松さん』

✎ 1〜 ✎ 15 ✎ 16 ✎ 17 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
(写真左:ユーリ!!! on ICE)ファン層は20~30代女性。キャラクターごとにファンがついている。©はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会(写真右:おそ松さん)ファン層は10~20代女性。キーホルダーや缶バッジは人気商品。©赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会

特集「熱狂!アニメ経済圏」の他の記事を読む

実写映像さながらに、スケートリンクの上でスピン、ジャンプ、滑らかなスケーティング。『ユーリ!!! on ICE』は、フィギュアスケートをテーマにしたテレビアニメだ。2016年10~12月にテレビ朝日系列の深夜枠で放送されると、瞬く間に人気に火がついた。

製作委員会に名を連ねるのはエイベックス・ピクチャーズ。DVDの制作や販売を行う権利を持つほか、グッズなど幅広くビジネスを手掛ける。

これまでもバレーボールやサッカーなど、スポーツアニメは数多く制作されてきた。しかし複雑な動きを表現しなければならないフィギュアスケートは、技術的な問題で敬遠されてきた。

『ユーリ』では実際に演技した映像を基にアニメーションを作ることで、ハードルを乗り越えた。振り付けは元フィギュアスケーターで振付師の宮本賢二氏が担当し、作中でスケート解説者として登場する織田信成氏、本田武史氏といったプロスケーターに「違和感がない」と言わしめた。「ジャンプ時の着氷のかかと、つま先の動きにまでこだわり、リアリティを追求した」(エイベックス・ピクチャーズ アニメ制作本部制作部第2制作課の田中宏幸課長)。

関連記事
トピックボードAD