さて、いよいよ今年のG1レースも「ラス前」を迎えた。今週末は朝日杯フューチュリティーステークス。2歳牡馬の王者が決まる。
2歳馬といえば、人間で言えばまだ中学生くらいのもの。野球のリトルリーグみたいなものだから、ギャンブルで一発狙うというよりは、将来の有力馬をじっくりと見定めたい。
妙味乏しいが、オルフェーヴル全弟アッシュゴールドで
今年の顔ぶれでは、狙い目はずばりアッシュゴールド。父ステイゴールド、母オリエンタルアートというオルフェーヴルと同じ黄金配合。そしてオルフェーヴルと同じ金色の馬体である。あのデイリー杯2歳Sで初めて目撃したときには、思わずその美しさに目がくらんだものだ。
しかも鞍上は池添謙一騎手。前走デイリー杯ではタガノエスプレッソに及ばなかったが、あれはステゴ産駒が苦手とする京都だったから。右回りで坂のある中山か阪神のレースなら、兄オルフェーヴルと同様に得意中の得意であると見た。
もっとも筆者のようなファンが少なくないせいか、すでにアッシュゴールドは1番人気に押されオッズは低い倍率になりそうだ。実績以上に買われていて、馬券としての妙味は乏しい。まあ、ここは贔屓の引き倒しの応援馬券として、真のギャンブルは来週の有馬記念にとっておくことにしよう。
当欄執筆陣の3人は、12月22日(月)夜に東洋経済新報社にてトークショーを開催する。有馬記念の買い目もご披露する予定である。まだ残席に若干の余裕アリと聞く。読者諸兄に告ぐ。来たれよ、飲まれよ、そしていざ共に戦わん。
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