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東京近郊でも深刻、空き家問題と高齢化 ▶▶Part1 戸建ての惨状/開発団地の今

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東京近郊でも深刻、空き家問題と高齢化

東京・池袋から東武東上線経由で約1時間。埼玉県南西部の毛呂山町(もろやままち)。日本最古のユズの産地であるほか、埼玉医科大学とその附属病院が立地することでも知られる。

実はこの町が埼玉県で最も空き家率の高い市区町村だ。直近のデータである2013年時点の空き家率(別荘などの二次的住宅は除く)は18.9%に達する。

(注)空き家数は別荘などの二次的住宅を除く (出所)総務省「住宅・土地統計調査」を基に本誌作成

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毛呂山町は、東武東上線・坂戸駅につながる東武越生(おごせ)線3駅とJR八高線1駅を擁する。1960年代以降には越生線の駅周辺で住宅開発が相次いだ。中でも武州長瀬駅の北側にある毛呂山第1団地と第2団地は最初期に開発され、計約1600区画の戸建て住宅が造られた。

駅近くから真っすぐ伸びるメインストリートは商店街になっている。かつては自動車が通れないほどのにぎわいだったそうだが、今、平日午後の人通りは少ない。「売店舗」「貸店舗」の表示も目立つ。

「子どもの頃は、商店街のスーパーに買い物に行った帰りに、向かいの菓子店に寄るのが日常だった。最近は子育て中の若い人たちが減ってしまったので商店街のにぎわいがなくなり、お店もどんどん閉まっている」と、同団地で育った町の住民は現状を語る。

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