有料会員限定

「強みの新興国、資源を徹底的に切り開く」 [INTERVIEW]三井物産・安永竜夫社長

印刷
A
A

三井物産「三番手」から巻き返せるか

伊藤忠商事、三菱商事に収益で水をあけられた名門・三井物産の復活はあるのか。32人抜きの社長就任から1年半。安永竜夫社長に三井巻き返しの戦略を聞いた。

三井物産社長 安永竜夫
やすなが・たつお / 1960年愛媛県生まれ。83年東京大学工学部卒業。同年三井物産入社。主にエネルギープラント畑を長く歩み、2010年に経営企画部長。13年に執行役員。15年から現職。「32人抜きの社長抜擢」が話題になった。

特集「三菱商事 vs. 伊藤忠」の他の記事を読む

──伊藤忠、三菱商事と最終利益で差がついています。

新興国経済と資源市況が引き続き低調な中、現場は頑張っている。しかし、まだ他社には追いついていない。伊藤忠、三菱商事と比べて差があるのは国内事業だ。

三井物産はなりわいとして、世界を相手に仕事をしてきた。成長領域である新興国に経営資源をシフトしており、その流れは変わらない。主戦場はやはり海外で、ここでさらに仕事を作っていく。今は新興国や資源国の経済不調の影響をわれわれがいちばん受けているが、これは成長ゾーンにリソースを張っている以上、ある程度はしょうがない。

ただ、国内でやりきれていない部分があるので、ここはもう一段しっかりと収益基盤を作り込むことが必要だ。個別事業を選別して立て直しも進めている。

──具体的な取り組みは?

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
工場が消える!脱炭素が迫る最後の選択
工場が消える!脱炭素が迫る最後の選択
ファミマと伊藤忠が狙う「セブン-イレブン1強体制」打破の勝算
ファミマと伊藤忠が狙う「セブン-イレブン1強体制」打破の勝算
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
三菱商事 vs. 伊藤忠
大胆予測!! これが未来の商社再編図だ
前期に赤字転落した三菱・三井が早くも復活か
[INTERVIEW]三井物産・安永竜夫社長
互いの販売力に期待、思いは微妙にすれ違う
[INTERVIEW]ファーストリテイリング柳井正会長兼社長
伊藤忠の中枢は繊維部門出身のトロイカ体制
トップインタビュー CITIC 常振明
▶▶Part2 総合商社の「真の実力」
5大商社の就職者数は慶應大学が毎年トップ
コンビニ以外でもいろんな業種で火花が散る
ファミマへの出資で鈴木元会長の逆鱗に触れる
三菱商事・ローソンvs.伊藤忠・ファミマ
[INTERVIEW]三菱商事・垣内威彦社長
[INTERVIEW]伊藤忠商事・岡藤正広社長
火花散らす「新2強」、6つの指標で商社比較
▶▶Part1 両雄が激突する「新局面」
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内