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伊藤忠の出資先ファミリーマートがサークルKサンクスを傘下に持つユニーと9月に経営統合すると、2週間後に三菱商事はローソンの子会社化を発表した
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14年に就任したローソンの玉塚社長(当時)は、三菱と距離をおいた新浪前社長路線を転換し三菱に協力を要請。約30人の人材を得て海外展開を進める
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対するユニーの上田社長は苦戦が続くGMSに2年でメドをつけると話す。伊藤忠がファミリーマートの社長に抜擢したのは伊藤忠出身の澤田社長。
狙いすましたかのように三菱商事とローソンが反撃ののろしを上げた。
今年9月1日、伊藤忠商事の出資先であるファミリーマートと「サークルKサンクス」を傘下に持つ東海地方地盤のユニーグループ・ホールディングスが経営統合し、両社トップが会見で固い握手を交わした。すると2週間後、三菱商事がローソンの子会社化をブチ上げたのだ。
三菱商事は来年初めにもTOB(株式公開買い付け)を実施し、出資比率を現在の33.4%から50.1%に引き上げる。投資額は約1400億円になる見通しだ。TOBを申し入れたのは今年6月。三菱商事のリテイル本部長でローソン社外取締役も務める西尾一範氏が、ローソンの経営陣に提案書を手渡した。総合商社がコンビニを子会社化するのは今回が初めてとなる。
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