[ポイント1]
「シブ銀」こと静岡銀行が不動産向け融資を積極化、東京・中野の西武信金は業界慣行を破り耐用年数を超えたローンのさきがけに。
[ポイント2]
オリックス銀やスルガ銀など以前から不動産向け融資に熱心だった銀行が金利面で不利になり、投資家が他行へ乗り換える動きも。
[ポイント3]
実際より高い金額で契約書を作り多くのローンを引き出す「二重売買契約」は違法だが中小業者の一部が行い、銀行もしばしば黙認。
東海エリアの地方銀行の盟主、静岡銀行はかつて「シブ銀」と称されるほど融資に保守的な会社として知られた。よほど信用力がないと融資をしない。役員までエコノミークラスに搭乗するとうわさされた銀行が、不動産投資家の間で「融資に最も積極的な銀行」へ変わったのは、この2年のことだ。
ほかの金融機関が敬遠するような築年数が経ったアパートに長期融資を行う。一定の年収条件を満たせば、フルローン(満額融資)さえいとわない。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら