大手法律事務所が、アジア拡大を急ぐワケ
しかもここ数年、4大事務所は年20~40人前後のペースで人材を採用。西村あさひの470人超を筆頭に、ほかの4大事務所も300人前後の弁護士を抱える。だが、「今は人が余っている状態。新しい分野を開拓していかないと、いずれ立ち行かなくなる」(大手事務所幹部)と危惧する。
いざ海外に進出したとしても、英米大手など競合が多い。日本市場以上に厳しい環境が予想されるが、「日本流のきめ細かいサービスで戦っていく」(小杉氏)と意気込む。内弁慶から脱却できるか。
(中島順一郎 撮影:梅谷秀司 =週刊東洋経済2010年12月25日号)
※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
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