「池上彰特番」"終了5秒前の奇跡"を見たか?

小泉進次郎だけがはまらなかった"超絶話術"とは

たとえば①の見た目。

・“毒蝮三太夫”似と……  根本匠(63)
・顔は“ウルトラマン似”  江渡聡徳(59)
・強風でも髪型が崩れない!  稲津久(56)
・最近身長が1センチ伸びた  井上貴博(52)
・昔は長髪だった  田中英之(44)

②の名前いじりは定番。

・“平将門”は無効票です  平将明(47)
・黄色いモノを収集  黄川田仁志(44)
・政界の“まつじゅん”  松本純(64)

③の家族については、ちょっと意地悪な表現も。

・“生活第一”も家庭は破綻  小沢一郎(72)
・「家族が一緒の旅行を嫌がる」  石破茂(57)
・妻はピザ店を経営 落選中は養われていた  伊藤達也(53)
・今年NHKアナと結婚「妻の方が有名」  辻清人(35)
・41歳独身 実家は結婚式場経営  岩田和親(41)

④の動物については、番組がこだわっていて、前回の選挙特番から多用されてきました。

・自らイノシシを解体  牧島かれん(38)
・事務所でメダカを飼う  井林辰憲(38)
・猫のテーマパークを開園 特技 猫の爪切り  井坂信彦(40)

⑤の趣味・特技・好物も“りんごバター”“白くまアイス”などユニークなものばかり。⑥の過去の面白エピソードは、“酔うとイタリア民謡”“今年中学生と野球で対決”など、ほぼほぼ脱力系。

そして⑦の過去の不祥事・トラブルについては必ず記載されていて、これはこの番組のポリシーなのだと思いました。

・“うちわ”はもう作りません  松島みどり(58)
・元経産大臣“お詫び行脚”  小渕優子(41)
・セクハラヤジで謝罪  大西英男(68)
・週刊誌で女性問題  佐田玄一郎(61)
・園遊会に母同伴でトラブル  豊田真由子(40)

他局でもテレビ東京と同じような面白キャッチフレーズをつけていたところもありましたが、このオリジナリティにはかないません。

不祥事の部分はきっちりお伝えしつつも、できるかぎり具体的な“トリビア情報”に徹するというのが戦略だったと思います。テロップ情報ひとつにも、池上さんまで巻き込んで、手を抜かなかったことで、最初から最後まで視聴者をテレビ東京に“釘づけ”にしたのです。

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