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老後にしくじるのはこのタイプ 下流転落防止マニュアル[1] 家計見直し

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バブル世代は要注意!

(イラスト:三澤祐子)

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「これでは老後資金の準備が間に合わない」──。ファイナンシャルプランナーとして19年以上、会社員や公務員の世帯の家計相談を行ってきて、最近強く感じるのはこのことだ。年収が低いわけではないし、それなりの貯蓄もあるのに、40代、50代の間で「老後貧乏」予備軍の割合が増えている。

たとえばこんな人だ。定年時に退職金が2000万円入る見込みで、貯蓄も1000万円ほど確保できそう。合わせて3000万円用意できれば、老後資金としてはまずまずのレベルだろう。

しかし、60歳時点で住宅ローンが1500万円、子どもの大学進学時に組んだ教育ローンも200万円残っている。退職金で二つのローンを完済すると、残りは1300万円。老後は貯蓄を取り崩す生活が前提となるので、この水準では心もとない。

そう伝えても、年収が高い人ほど「定年後も働くから大丈夫」と答えがちだ。現役時代と同水準の収入が得られる職種なら別だが、会社員だと定年前に800万~1000万円の高年収を得ていたとしても、再雇用後は300万円台に大幅ダウンする場合が多い。これでは貯蓄を減らさないようにするだけで精いっぱい。

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