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梅田人気に拍車 大阪のオフィス供給に変化

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各路線が集まる梅田地区。北側にはグランフロント大阪の高層ビルが並ぶ /右下:「うめきた」に残された最後の一等地再開発はどうなるのか(撮影:ヒラオカスタジオ)

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大阪の中心は梅田地区だ。「梅田の不動産相場が基本となって、周辺地域の相場へ波及していく」と地元不動産業者は口をそろえる。

梅田にはオフィスビルや百貨店、商業ビルが集まり、関西でいちばんのにぎわいを見せる。だが一方で、「大阪の発展を阻害してきたのが梅田」(大手不動産担当者)とも評される。

JR大阪駅に隣接して阪急、阪神、大阪市営地下鉄の梅田駅があるが、その乗り換えや回遊性の面から見て使い勝手がよいわけではない。大阪(梅田)駅の南側と北側との行き来に不便さを感じる人も多い。私鉄が梅田発着であることも、梅田への一極集中を招くとの見方がある。

その梅田周辺でここ数年、大規模な再開発が断続的に行われている。2013年4月に全面オープンした「グランフロント大阪」は、「梅田北ヤード再開発(第1期)」、通称・うめきた(JR大阪駅北側)の大規模再開発一番手として商業施設やオフィス、ホテル、高層マンションなどの入った4棟が建設された。

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