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収入倍率10倍 マンションが買えない Part2 マンション 異次元価格 主役は庶民から富裕層へ

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「まさか『坪600』とは」──。不動産関係者が一様に驚きの声を上げるのが今年の最注目物件、東京建物の「ブリリアタワーズ目黒」だ。目黒駅から徒歩1分という恵まれた立地の、総戸数940戸(販売は661戸)のタワーマンション。他社幹部も「10年に一度の物件」と手放しで褒める。

5月上旬。平日の午前中にもかかわらず、ブリリアタワーズ目黒のモデルルームは購入希望者で混み合っていた。資料請求数は約2万件と、他社物件を含めても過去最高水準。7月中旬を予定する第1期の販売開始までにモデルルームへの来場者は5000組を超える見込みで、休日には1日当たり150~200組が来場している。

坪当たりの価格は600万円前後を予定。約30平方メートルで5000万円台、最上階では4億円台の部屋もある。目黒駅周辺の新築マンションの相場である坪400万円台と比べ、5割近く高い価格設定だ。

来場者の人気は、販売住戸の6割を占める1億円超の物件に集中しているという。品川区在住の30代会社員夫婦は「確かに価格は高いが、それに見合う資産価値がある。親からの資金援助もあるので、70平方メートル台(1億円超)の物件を検討したい」と話した。経営者や医師、会社役員が来場者の半分弱を占める一方、こうした30~40代会社員の需要も確実に取り込んでいる。

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