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JRが主導する品川再開発の行方 20年には新駅が登場

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3月14日に運行開始したJR上野東京ラインによって、北関東の通勤客が乗り換えなく東京駅や品川駅に行けるようになった。山手線や京浜東北線の利用客も上野東京ラインに移行し、混雑が緩和された。

変わったのは人の流れだけではない。列車の流れも変わった。田町─品川間には20万平方メートルもの広大なスペースがある。かつては主として東海道本線を走る車両が配置されていたが、上野東京ラインを経由して高崎や小山の車両基地に留置させることが可能となった。

このため田町─品川間の車両基地機能は大幅に縮小する。現在国道15号沿いを走っている山手線、京浜東北線の線路を東側に移せば、西側に13万平方メートルもの余裕スペースが生まれる。そこでJR東日本は、この広大な敷地にオフィス、マンション、商業施設などを建設する構想を打ち出している。

隣接する品川駅は東海道新幹線が発着しているほか、2027年にはリニア中央新幹線も乗り入れる。さらに京浜急行線を使えば、羽田空港国際線ターミナルまでわずか11分。再開発エリアが“東京の玄関口”に隣接していることも、注目度を高める要因となっている。

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