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真の勝ち組企業がようやく見えてきた 優勝劣敗は進んでいる

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三品和広 神戸大学大学院教授

日本企業の好調ぶりが目立つが、その強さは本物なのか。経営戦略が専門の三品和広・神戸大学大学院経営学研究科教授に、真の勝ち組企業の見極め方を聞いた。

みしな・かずひろ●1959年生まれ。一橋大学商学部卒業。同大学大学院商学研究科修士課程修了。米ハーバード大学文理大学院博士課程修了。同大学ビジネススクール助教授、北陸先端科学技術大学院大学助教授などを経て現職。著書多数。(撮影:梅谷秀司)

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2015年3月期は過去最高益を達成する企業が続出するもようだが、円安要因や公共投資特需で「げた」を履いているケースも多い。最高益の中身は単純にげたを履かせてもらっただけなのか、それとも戦略がしっかり効いた結果なのか、注意して見る必要がある。

特に私が注目しているのが米国で稼げる企業だ。日本企業の中で勝ち組・負け組の格差が生じ始めているが、勝ち組企業には米国に利益基盤のあるところが目立つ。

円安は日本側から見たメリットだが、世界経済という視点でも米国は絶好調であり、独り勝ちの状況にある。この好調市場に基盤を築いているかどうかが今後、業績の行方を大きく左右することになるだろう。中国を含めアジア市場は5年先の姿が読めないが、米国での利益は10年後も安定的に生み出している可能性が非常に高い。

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