不況業種でも稼ぎまくる!デキる男の時間術

超敏腕タクシー運転手が教える3つの心得

もちろん、タクシーは地元にとっても大事な公共交通機関。利用客がいれば真っ先に対応して左に寄せられる準備はしつつ、とはいえ、夜の早い時間帯は、都心部から地元のホームタウンへ戻ってくるお客さんの方がはるかに多い。

そのためにも、タクシーの利用客が圧倒的に多い都心部にいち早く向かう方が、より効率的に稼げるというワケ。「いまお客さんは一体どこで何をしているのか…想像力を働かせてから行動に出る」。これが片岡さんの基本の戦略。すべてのジャンルのビジネスに通じる話でもある。

【ココがポイント② 目の前の出費をけちるな!】

時刻は21時。この時間は一般的にタクシー運転手にとってチャンスの時間。というのも飲み会を終えた会社員たちの移動手段になれるからだ。ここはガンガン酒場の街を流して、お客を乗せるのか?と思いきや・・・向かった先は、銀座。確かにお金を持っていそうなお客さんは沢山いそうだが、その分多くのタクシーが集まる激戦区。さらに銀座では夜10時から午前1時の間は規制によって、タクシー乗り場でしかお客を乗せることが出来ない。

ドライバーにとっては何とも効率の悪いルールに思えるのだが、なんと片岡さん、夜22時からのお客さんを乗せる為、逆算して21時20分頃からタクシー乗り場に並ぶという。一体なぜ?

待ったほうが確実に乗せられる

片岡さんの戦略はこうだ。

東都タクシーは東京都内の有力タクシー会社の一つ

「1時間流しても確実にお客さんを乗せられる保障はない。だったら、待てば必ずお客さんを乗せることができる」

こうして22時すぎ、片岡さんは銀座から約15キロメートル離れた南千束まで行きたいというお客さんを乗せた。なかなかの上客。高速も利用して、その売り上げは6020円。まさに戦略通りといったところか。

銀座から南千束・・・遠くまで来た分、ここはお客さんを乗せながら戻るのか?と思いきや、片岡さんは急いで高速道路に向かった。なんと自腹で高速代を払って銀座に戻るという。

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