かの有名なサンドイッチ伯爵は、ゲームに夢中であったため、片手で食べられるようサンドイッチを作らせて食べた、なる伝説がありますが、同時に集中力を落とさぬようゆっくり食べていたはずです、多分……。伯爵でない皆さんも、集中力を途切れさせないためにはゆっくり食べ、かつ、食べすぎないことです。
私は1日中勉強するときには、昼ご飯はだいたい菓子パン2つという質素なものですが、2ついっぺんに食べることはせず、1つずつゆっくりと食べます。1つ食べたらまた少し勉強し、その勉強がひと段落したところでもう1つ食べる、という具合に徐々に食事を進めていきます。
「トイレに行く」も、ご褒美になる
そして意外と意識されていないのが、トイレに行きたいという欲求。行きたくなったときに行く人が多いことに驚きます。
一応断っておきますが、普段は好きなときに行けばいいのですよ、普段は。でも、勉強するときには「トイレ欲」も有効活用できるのです。
私は、勉強をしているとき、トイレに行きたい欲求は限界まで我慢します。ネタじゃなくて、本気と書いてマジの話です。「トイレに行くまでにこの単語帳のここまで終わらせよう」と思って勉強すると、実はけっこう頭に入ります。
おそらく昼ご飯と同様、トイレに行くのも自分にとってのご褒美と位置づけ、これが終わったら行くと決めることで、それまでの勉強に集中することができるのではないかと思います。あんまり我慢しすぎると、トイレが空いていなかった場合にエマージェンシーになる可能性がなきにしもあらずですが、自分の場合、幸いこれまで事故は起きていません(笑)。
勉強というのは、基本的に緩急つけにくいもの。そういう勉強にスパイスを与えるためには、生理的欲求を活用するのがいちばん身近で、いちばん効果的な手です。「したい欲求」を活用することで勉強の環境が整っていきますよ。お子さんにも奥さんにも負けず、勉強頑張ってください!!
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