「会社があなたを不要と判断した時」何が起こるか 「3つの警告」を知ってピンチをチャンスに!
会社はあなたを不要と判断したとき、どんな動きをするのか。今回はこのテーマについてもう少し深掘りしてみましょう。
「この人」は給与に見合った働きをしていない。このまま会社にいてもらっては困る。会社がそう判断したときの最初の動きは、「解任」と「異動」です。
50代になると、部長や課長などの役職に就いている人が多くいます。役職を解任されるのは、「このままでは、あなたを不要と判断しますよ」という会社からの警告と考えてください。
自己申告制度を導入している会社では、社員の満足度などを調査し、問題のある部門や部署を発見しやすくしています。例えば、「大阪支社の満足度が低い」となったら人事が内偵に入りますが、「満足度が低いという状態にしていることが、そもそも管理職として能力がないよね」と判断されます。
解任されて別の肩書が与えられることも
自己申告制度がなくても、「〇〇さんの部署って若手が辞めているよね」「異動希望を出している人が多いよね」「人を育てることができないよね」といった情報は、会社も当然、把握しています。経営と人事で「こんな状態ですけど、どうします?」と話し合い、「厳しいね」となったら、解任となります。
解任されても「担当部長」「部長補佐」など、別の肩書が与えられる会社もありますが、ヒラに落とされることも多く、そのままその部署には居づらいだろうな、ということで異動してもらったりします。
このような場合の異動は、「場所が変わったら活躍してくれるんじゃないか」「パフォーマンスを上げてくれるんじゃないか」「変わってくれるんじゃないか」と、覚醒を促すことが目的です。