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日本株は、ここからどこまで反発するか 市場大荒れでも、元気だった「炭鉱のカナリア」

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  • 馬渕 治好 ブーケ・ド・フルーレット代表、米国CFA協会認定証券アナリスト
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ところが、前述の日米の新興市場株価指数の比率をみると、両国とも、今年5月の水準の方がよほど低い。すなわち、足元の小型株、新興市場の株価調整は、市場全体と比べて、限定的な範囲にとどまっている。

カナリアは「堅調な経済実態」という歌をさえずっているようだ。

このように、カナリアは炭鉱で、世界景気後退という空気の悪化をいち早く感じて、大いに弱り始めている、と言うより、「堅調な経済実態」という歌を正しくさえずっているようだ。

日経平均は外部環境の落ち着きを受け、底入れへ 

米QE3(量的緩和第3弾)終了だの、来年の利上げだのを騒ぎたがる筋も多いが、QE3が10月で終了する、ということは以前からわかり切っていたことであり、来年半ばとも見込まれる利上げを今から懸念するのも早すぎるだろう。

日経平均株価は、投資家心理が傷ついたことから、目先は神経質な動きが残る展開は否定できない。

しかし、米国株価の底入れ上昇や為替相場の安定など、外部環境の落ち着きを受けて、今週以降は、上値をうかがう動きを次第に強めるだろう。日経平均株価の予想レンジは下値が1万4700円程度、上値は1万5500円程度と予想する。

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