昨年夏の東京五輪の開会式後、米NBC放送は選手団の入場行進の順序に一部視聴者が「混乱した」と報じた。
これは選手団の入場が国名の英語表記によるアルファベット順ではなく、日本語の五十音順で行われたからだ。つまり、五輪発祥国で常に先頭のギリシャの次は、あいうえお順で最初のアイスランドが入場した。
しかし、今週開幕する北京冬季五輪の場合はさらに複雑で、中国語での国名の最初の文字の画数の順に入場する。
2008年の北京五輪では、ギリシャに続いて入場したのが、簡体字で2画のギニアとギニアビサウだった。トルコは簡体字で最初の文字が3画だったため、4番目の入場だった。
開催国は最後で、その前に入場するのは次の大会ホスト国となる。このため、北京の次に冬季五輪が開かれるイタリアが最後から2番目に行進する。一方、台湾は国際オリンピック委員会(IOC)から式典に出席する責任を果たす必要性があるとの通知を受け、当初の決定から一転して開幕式に選手団が参加することを台湾の中華オリンピック委員会が1月31日に明らかにした。
台湾、北京冬季五輪の開会式に一転参加へ-IOCから出席要請通知
IOCが提供した北京冬季五輪に参加する選手団の公式リストに基づきブルームバーグがまとめた91チームの行進順は以下の通り。
原題:
Why U.S. Is Before Austria for Beijing Olympics Opening Ceremony(抜粋)
More stories like this are available on bloomberg.com
著者:Isabella Steger
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら