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マニアもうなるシトロエン新型C4「伝統の味」 伝統+革新「シトロエンらしさ」満載の新境地

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  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト
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伝統と革新を融合したシトロエン「C4」(写真:Groupe PSA Japan)
























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幅が1.8mに収まっていることは日本の道ではありがたいし、リアウインドウを強く傾けたファストバックスタイルでありながら、同様のプロポーションを持つホンダ「シビック」やマツダ「マツダ3 ファストバック」よりはるかに短い。

しかも、シトロエンの伝統でホイールベースが長い。具体的には2665mmで、カローラスポーツを25mm、ゴルフを45mm上回る。タイヤサイズは195/60R18と、大径ではあるが現在のCセグメントとしては細めで、GSの145R15に通じる部分がある。

単にキャビンの形状を似せているだけでなく、ホイールベースやタイヤサイズなど、細かい部分までGSのエッセンスを込めつつ、モダンなデザインとして結実しているところに好感を抱いた。

ガソリン、ディーゼル、BEVを用意

インテリアは、小ぶりなデジタルメーターと大きなセンターディスプレイという配置はC4カクタス、レバーを前後させる形のシフトレバーはBXの後継車「エグザンティア」の車高調整レバーに似ており、こちらも随所にシトロエンらしさを見つけることができる。

エアコンスイッチをダイヤル式のままとするなど、タッチパネルに依存しすぎない点も評価できる。

シートは他のシトロエンにも展開が進んでいる「アドバンストコンフォートシート」を採用した。生地裏のフォームを従来の2mmから15mmへと大幅に厚くしたおかげで、GSやBXを思わせるしっとり・ふっかりの感触を届けてくれる。

これまでのシトロエンとは異なるテイストのインテリア(写真:Groupe PSA Japan)

ロングホイールベースのおかげもあって、後席はCセグメントのハッチバックとしては余裕がある。特筆すべきは、Ë-C4でも床の高さなどがエンジン車と同じであること。

電動化車両は大容量バッテリーを搭載することから、後席や荷室の床面が高くなる場合が多いが、シトロエンは駆動用バッテリーを前後席下とセンタートンネルに要領よく収めている。380リッターの容量を持つ荷室の使い勝手も、エンジン車と変わらない。

「Ë-C4エレクトリック」のモーターとバッテリーの搭載図(写真:Groupe PSA Japan)

新型C4のエンジンは、1.2リッター直列3気筒ガソリンターボ、1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボがあり、どちらも8速ATを組み合わせる。BEVのË-C4と合わせて3つのパワートレインが選べることになる。

C4の1.2リッター3気筒ガソリンターボエンジンの最高出力/最大トルクは130kW/230Nm、Ë-C4のモーターは100kW/260Nmで、同じグループPSAジャパンが販売するプジョー「2008」と同じだ。

1.5リッター4気筒ディーゼルターボは130kW/300Nmで、シトロエンのハイトワゴン「ベルランゴ」と共通になる。筆者が乗ったのはディーゼルとEVだ。

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