女性比率は、「ブラックトーンエディション」がトップで約14%。「フィールドジャーニー」は7%、「スポーツアピアランス」は8%で、トップと大きな差を付ける。
また、CX-5全体として売れているのは「ブラックトーンエディション」がトップで23%、続いて「スポーツアピアランス」の20%、「エクスクルーシブモード」の19%と続くという。
まとめると、「CX-5でもっと売れているのがブラックトーンエディションで、その約半数(53%)が20~30代。女性人気も高い」ということだ。“若者のクルマ離れ”が問題になって久しいが、そうした中でもCX-5は若い世代に、それなりに支持されていると言える。
派手ではなくても細部を仕上げたバランスのよさ
では、若者と女性に人気のブラックトーンエディションは、どのような内容なのだろうか。まず、目を引くのは名前の通りの精悍なルックスだ。
グリル下の左右に伸びるメッキ部分(マツダは「シグネチャーウイング」と呼ぶ)は、ブラッククロームに。19インチの大径ホイールもブラックメタリックで、ミラーもブラック仕上げだ。
シートもブラックの合成皮革になっており、室内各所の装飾もブラックやクロームで統一されている。ド派手ではないけれど、細部をきっちりと仕上げた仕様だといえる。
機能面はミドルグレードのプロアクティブと同等で、価格はプロアクティブよりも14万円ほど高い。しかし、19インチアルミホイール代とブラック加飾代金と思えば、約14万円の価格差はむしろバーゲンプライスだろう。価格帯としては、数あるグレードの中でも“真ん中よりもやや下”という位置づけだ。
「価格と装備のバランスがよいというところ、やりすぎじゃないところが、若い人に受けているのではないでしょうか」とマツダの国内営業本部は説明する。
つまり、“格好はいいけれど価格は手ごろ”というモデルが「ブラックトーンエディション」だということ。そして、それを若い世代や女性が選んでいるのである。
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