オラクル、戦略商品「スパークM7」で存在感 オラクルオープンワールド2014現地リポート(4)

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どうなる?日本でのクラウド展開

オープンワールド訪問中だった日本オラクルの杉原博茂社長も、会見に応じた

JAVAのイベントを同時開催していることもあって、ジーンズ姿のITのエンジニアの人たちが町中に溢れ、サンフランシスコは祝祭のイメージを高めている。席に座れば、スマホやPCを開きながら談笑する姿も目立った。

今回のオラクルオープンワールドは145カ国から6万人が詰めかけ、サンフランシスコ市警からはクレームも来たという。警備の手間が膨らみ、残業代を払ってくれという要望だったようだ。

一方で、サンフランシスコ市に128億円もの経済効果をもたらしたという。現地を訪れていた日本オラクルの杉原博茂社長は記者団に「市と東京都と企業が一緒になって活性化することができればいい」と日本での同様の効果を期待した。

この春に社長就任したばかりだが、杉原社長の今回のイベントをみての印象は、「参加している皆が何を話してくれるのか、この先のテクノロジーがどうなるのか期待しているようにみえた」。また、オラクルの内部については、「幹部社員が皆ラリーに向かっている。目がキラキラしていて、楽しい求心力がある」
と語った。

米オラクルのマーク・ハードCEOと同じHP出身なだけに、話が通じるところも多いようだ。「HPでやってきた、いいことは理解できる」と語り、日常的にハードCEOと電話をしている関係の強さ、そして、ラリー・エリソン会長の京都にある別荘に、「桜と紅葉の季節に呼ばれた」と親密さを語った。

オープンワールドの展示会場ではNEC や富士通、日立、キヤノンなど日本企業も存在感を見せていた

今回、米国で発表された数多くのクラウドの新サービスについては、何がベストなのか、データセンターをどう展開するのか。すでに、日本でも特別チームが発足しており、委員会のレポートがまとまり次第、マーク・ハードCEOと話して決めると語った。

ただ、想定しているライバルは、アマゾンやグーグルなどと言明。もちろん、キーノートでも言及したセールスフォースも含めた4大クラウドのようだ。自前でラインナップを整えたオラクルは、ここから本格的な勝負に打って出そうだ。

オープンワールドは、この10月2日の夜に、パートナーや取引先を集めアプリシエーションイベントを開催。トレジャーアイランドという少し離れた場所だが、エアロスミスのライブを用意しているという。そして、3日に閉会となる。

山内 哲夫 東洋経済 記者

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やまうち てつお / Tetsuo Yamauchi

SI、クラウドサービスなどの業界を担当。

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