なぜ今さら「菅vs.小沢」? 迷走する民主党政権
確かに、8月30日の政府、日銀の経済・金融対策発表を受けても、株価は下げたが、31日の小沢氏出馬以降、株価が上がっている。小沢氏が出馬時に掲げた政権政策によると、緊急経済対策用の予備費2兆円を直ちに全額執行するなど、景気刺激策の規模も大きい。
国民の支持を受ける菅氏、議員やマーケットの支持を受ける小沢氏の間で、ギリギリの攻防が続くとみられ、勝者は不透明だ。が、どちらが勝ったとしても、党内には覆いがたい亀裂が走ることは間違いない。代表選後も、「政局」に揺れ続けることになりそうだ。
![](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/8/7/570/img_870e52b9b2b64700dbd37dfaa7be9db1113763.jpg)
(山田俊浩、風間直樹 撮影:梅谷秀司 =週刊東洋経済2010年9月11日号)
※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
政治・経済の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら