なぜグーグルは「面接の赤本」を学生に配ったのか
「アイビー・リーグの学生たちと比べて、なぜか『HBHU(※)』の学生たちは、面接でつまずいてしまう子が多いのよね。すごくもったいないなと思って……」
私がグーグル本社の採用戦略チームに在籍していたときのことです。アメリカで新卒採用を担当するリクルーターの女性と話していた折、彼女がふと、こんなことを漏らしました。
なぜ、出身大学によって面接の受け答えや突破率に差が出てしまうのか――私は、次のような仮説を立てました。
「アイビー・リーグに代表されるエリート大学は、グーグル社内のOB・OGを通じて面接に関する情報にも十分にアクセスできる。片や、HBHUの学生はOB・OGとのコネクションが十分でなく、ゆえに情報が分断されている。そのため、事前の面接対策に不平等な差が生じているのではないか?」
これは解決しなければならない問題だ、との思いを強くした私は、上司に相談して、出身大学による不平等を解消するためのプロジェクトを立ち上げました。
そのプロジェクトでさまざまな施策を検討した結果、最終的にたどり着いたアイデアが「グーグル版『面接の赤本』」です。






















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