とはいえ、シェア拡大はそう簡単でもなさそうだ。インドネシア政府は自動車の普及や環境負荷軽減を目的とした「ローコスト・グリーンカー(LCGC、低価格エコカー)」政策を、昨年から導入。小排気量で低燃費、現地調達の進んだ小型車が対象で、適合車は税金の減免が受けられる。トヨタ、ダイハツ、スズキ、ホンダ、日産の5社はすでにLCGCを発売済みだ。今年1~8月の累計販売台数では、このLCGCが全体の約1割強となる、11万3000台にまで拡大している(前年はほぼゼロ)。一方で三菱自動車としては、参入の計画がない。益子会長は「小型MPVの生産に注力するため、今回の新工場でLCGCを生産するという計画はない」としている。
この記事は有料会員限定です
残り 713文字
