ほぼ全球場にある「ヘルメットアイス」の秘密 12球団のホームグラウンド<番外編>
東京ドームはヘルメットアイス以外にサーティーワンがエッグアイスも出しているので、一応こちらもゲット。シールは、どハデなスター選手のものばかりの中で、たまたま背番号が31だったからシールを作ってもらえた、育成出身の地味な松本のものを迷わず選択した。
神宮はアイスを売っているショップはサーティーワンだけなので、サーティーワンには是非、来期はヘルメット容器に入れて売る決断をしていただきたい。そして西武ドームである。ここにはサーティーワンの他にディッピンドッツも入っている。ディッピンドッツは他球場ではヘルメット容器に入れて売っているので、来期こそ是非、西武バージョンのヘルメットで販売をしてほしいと思う。
楽天のミニチュアヘルメット
さて問題は仙台である。どうしたものかと、原稿執筆の準備をしながらネット検索をかけていたら、見つけてしまった。
つばの部分に選手にサインしてもらって飾っておく、かなり本格的なミニチュアヘルメットである。大きさは甲子園のヘルメットアイス容器よりもさらにふたまわりくらい大きい。
そもそもアイスの容器とは作りが根本的に違うゴージャスなシロモノ。東北グリーンバージョンと楽天カラーバージョンがあって、値段は2500円もする。今年7月から販売しているらしく、これを売るためにヘルメットアイスの販売をやめたのではないかと勘ぐってみたりする。
ざっと他球団のグッズサイトで同じようなミニチュアヘルメットを売っているかどうかチェックしてみたが、とりあえずどこも出している気配はない(ただし、神宮球場近くのタイガースショップでは同じタイプのものが売られていて、こちらは3000円だった)。
結局誘惑に勝てず、2500円払って購入してしまった。数百円で買えるアイスのケースだからこそ集める意味があるのに、これって掟破りだよなあと思いながらも、実際に品物が到着すると思わずニンマリしてしまった。
そうこうしているうちに、またもやネット検索をかけていたら、9月に入ってすぐ、ネットオークションにヤクルトのミニチュアヘルメットが出品され、早々に落札されていたことを知る。形状、大きさともに7箇所のものとそっくりだ。
20年以上神宮に通っているが、ヘルメットアイスが神宮で売られていた記憶は全くない。さっそく球場へ電話を入れ、ヘルメットアイスを売っていたことがあるのかどうかを問い合わせたところ、電話に出た10年選手だという球場職員がパソコンで検索、オークションに出品された画像を見てくれた。「ヘルメットアイスを売っていた記憶はないが、このミニチュアは何となく見覚えがある」という。改めて調べてもらったが、結局神宮で販売したものではないらしく、真相はわからずじまいだった。
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