「処分できない思い出の品」手放す最高の方法 好きなものを上手に残す「思い出ノート」の存在

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例えばレコードならそのジャケットにも思い入れがあるはず。写真をプリントしてノートに貼り、手に入れるまでの苦労や買った時の思い出、その曲を流したときの気持ちなどを記していきます。「ノートを開けば思い出せる」となれば、手放す決断ができるものもあるのではないでしょうか。

実際に私も「推しのライブで終演後に配られた造花」という思い出深くて手放せなかったものがありましたが、この思い出ノートを活用することでふんぎりがつきました。

写真に撮ってメモ帳に記録し始めると…

普段は埃がたまるので基本的には生花のみを飾るようにしているのですが、推しが時間をかけて選んだであろう花びらの色やリボンを見ると、多少傷みが気になっていたものの手放せずにいました。

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しかし、ライブの思い出はものがなくても心の中に残っています。写真に撮ってメモ帳に記録し始めると、それまで意識していなかった思い出が次々と浮かび上がってきました。

数週間前からどんな服装で参戦するか悩んでいてその時間も楽しかったこと、道中聴いていた音楽、ライブのセットリストや推しの装い、ライティング、MC、造花を手にして帰った電車の帰り道のこと……これらを書き付けることで、ノートを開けばいつでも思い出せるものになり、思い出の解像度が上がったような気がします。こうして思い出ノートを活用し、造花を手放しました。

「思い出を大事にしたい」という人にこそぴったりのこのノート、片付けを前に進めるためのアイテムとして試してみてはいかがでしょうか。

(イラスト:©おふみ)
おふみ ミニマリスト、ブロガー

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おふみ

1988年生まれ。夫婦2人暮らし。もともとモノを捨てられないマキシマリストだったが、「身軽になりたい」と思い、夫婦揃って家中のモノを減らし、ミニマリストに。ほぼ日手帳に絵日記を描き、それをブログ「ミニマリスト日和」で公開したところ、月間120万PVを超える人気ブログとなった。著書に『ミニマリスト日和』『服を減らせば、おしゃれになる』がありいずれもベストセラーになっている。

ブログ「ミニマリスト日和」


 

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