就活生「Web面接」意外とできてない事前準備の罠 ビジネスと同じで当日慌てていては絶対勝てない

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初期の選考で通らず、悲嘆にくれる学生の姿を私はたくさん見てきました。

ですので、人生でたった一度きりの新卒採用で後悔のないように、そもそも「Web選考とは何か」、そして「誰でもできるWeb選考の準備」を説明しましょう。

Web選考とは何か?

一般的に採用は、エントリーシートなどの書類選考から始まり、採用担当者や現場の社員による一次面接、管理職や役員による2次面接、役員や社長による最終面接という流れで進んでいきます。

このエントリーシートの代わりを「自己PR動画」に、1次面接を対面ではなく「Web面接」に切り替える企業が増えており、これらを総称して「Web選考」といいます。

自己PR動画には2種類のタイプがあります。その場で作成した初回の動画がそのまま企業に送信されるタイプのものと、あらかじめテーマが与えられて自分でじっくり作り上げてから送信できるタイプのものです。

多くの企業が1分程度の動画提出を求めていますが、動画の視聴はエントリーシートを読むよりも、はるかに時間がかかります。第一印象の与える影響は大きく、最初の15秒が勝負だと思った方が良いでしょう。

また、対面ではなくオンラインを通じて行うWeb面接は、当初は学生側にも企業側にも抵抗があったものの、学生にとっては移動時間や交通費をかけることなく地方企業の面接を効率的に受けることができる利点があり、企業にとっても経費や時間の節約につながったことから、採用初期の段階でのWeb面接は今後も続いていくでしょう。

Web面接でいちばん怖いことは、回線がつながらないことです。回線がつながらない=面接会場へ行けなかったことと同じとなってしまうため、万全の準備をしておきましょう。

また、途中で通信トラブルが起きるかもしれません。そのような非常時の対応も面接官は見ています。慌てずに適切に対処することが必要です。

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