子どもが将来お金で苦労する「親の言葉」3大NG あなたは大丈夫?「親世代の価値観」からの脱却

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人口減少と超高齢化によって消費が落ち込んで経済が成長しなくなれば、預金の金利は低いままですし、働くことで得られる給料が年々上がることも期待できません。

こうなると、君のお祖父さんやお祖母さんの世代のような「投資など博打だ。お金は汗水垂らして働くことで得るものだ」という考え方では、資産を増やすことなど夢のまた夢なのです。

そういう時代になるのが自明だからこそ、社会に出て働く前に、高校生のうちからお金や資産運用の知識を身につけておく必要があるのです。

投資家には世の中を変える力がある

働く会社も、働き方も大きく変わろうとしている時代に、お金や投資の知識を身に付けることができたら、君は何を目指しますか?

一生お金に困らない人生を手に入れる、自分の夢を叶える……。もちろん自分ためにお金を増やすのもいいのですが、社会を変えるきっかけをつくる投資をしてみたいと思いませんか?

最近はESG投資が話題になっています。株式投資をする際に、財務諸表や損益計算書などの決算書類の数字を見て投資するかどうかを判断しますが、それらに加えてESG投資では、環境(Environment:E)、社会(Social:S)、ガバナンス(Governance:G)の3要素も考慮に入れたうえで投資先を選びます。

この3要素を見ればわかると思いますが、それらに配慮して投資先を選ぶことによって、たとえば地球環境に対して配慮していない会社、反社会的な会社、企業統治がしっかりしていない会社は投資対象から外されるリスクが高まります。投資対象から外されれば、株価は下がります。

そして、大半の会社はそうだと思いますが、やはり株価が大きく下がるのは望ましくないと考えているので、これら3要素の実現に向けて企業努力をします。

結果的に、世の中、社会は少しずつではありますが、良い方向へと進んでいくはずなのです。投資家の行動には、社会を変える力があるのです。投資家の1000円札1枚でも、世の中を大きく変えるきっかけになるのです。

確かに、「投資は怖い」という気持ちはわかります。多くの人が、金利が低くても現預金を増やしているのは、自分自身の老後が心配だからです。でも、そうやって委縮していると、ますます状況は悪化していきます。現預金をいくら貯め込んでも、何の付加価値も生み出しません。

お金はあくまでも道具なのです。道具は使って初めて意味を持ちます。お金も同じです。使って初めて新しい付加価値を生み出します。

会社も個人もどんどん投資を進めていけば、世の中にどんどんお金が回り始めるようになり、経済は良い方向に進みます。そうなれば、会社は今以上に利益を生み出せるようになりますし、個人も資産を増やすことができるのです。

お金は、寂しがり屋です。ひとりぼっちが嫌いなのです。だから、世の中を循環させることで、ドドっとお金が集まってくるのです。

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