中国共産党が党史上3度目の歴史決議全文を公表 習総書記異例の3期目続投と終身統治が濃厚に

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

同決議は反腐敗や欧米型の民主主義思想による影響排除、イデオロギー戦の新たなフロンティアとしてのインターネット支配、台湾統一実現など共産党のプランをあらためて確認した。台湾統一を短期的な目標として掲げることはしなかったものの、「台湾との完全な祖国統一は最終的に達成される」と自信を示した。

中国共産党は第19期中央委員会第6回総会(6中総会)で採択された歴史決議の全文を公表Daybreak: Australia."

 

技術の「自立」強化が戦略的な経済目標

歴史決議は経済について、成長率最優先とはせずにイノベーションや環境の持続可能性など他の目標も支持。「GDP(国内総生産)は唯一の成功基準ではない」とした。

決議は国有企業の発展ならびに民間セクターの支援や指導への「揺るぎない」コミットメントを重ねて明記。戦略的な経済目標として、技術の「自立」強化を挙げた。

経済全般の債務水準引き下げに重点を置く「デレバレッジ」など、習氏に関連した経済政策のスローガンも多く挙げられ、独占禁止などより最近の政策的焦点も盛り込まれた。今後数年、あるいは数十年の優先課題となる可能性を示唆している。

原題:China Releases 36,000-Word Document Expected to Extend Xi’s Rule(抜粋)

More stories like this are available on bloomberg.com

著者:Bloomberg News

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事