「最近いいドライバーを買った」「それはどこのだ?」「◎◎製だ」「どのようにいいのか?」「芯を食ったときの飛びが違う」「なるほど、では自分も検討してみる」……。
極端かもしれませんが、これこそが男たちの「雑談」の実際です。
男の会話は自慢話
もうひとつ、男同士の会話で重要なのが「自慢話」。
男たちは実績を張り合い、いかに自分が優れているかをアピールしたがるので、情報交換の流れでいつの間にか自慢話にすり替わっているというのはよく見る光景です。
「最近、仕事で◎◎へ行った」「オレも行ったことがある」「ビジネスクラスに乗った。いいものだった」「オレはあえてエコノミーにしている。自分の会社なので経費を使えない」「うちの会社は、まだ大らかだ」といった具合。
・自分の気持ちを話さないし、相手の気持ちを受け止めない。
・結論やオチばかりを求めてディテールに関心を示さない。
・自分にとって有益な情報が含まれていないと退屈してしまう。
・会話に意味を求めてしまい、おしゃべりを楽しめない。
・口下手で「何か話せ」と言われると自分のことを話してしまう(無意識のうちに自慢しながら)。
これらが男性の会話の特徴です。
だからこそ、相手を不快にさせず盛り上げるパーティトークや、誰でもわかる程度の教養に富んだ会話としての「雑談力」が注目されているわけ。
ビジネスマンは年を重ねて偉くなればなるほど、その仕事内容は「社交」「顔つなぎ」といったものに。そのときこそ「情報交換」と「自慢話」以外の「雑談」が必要になります。今から準備しておきたいものです(はい、これが結論です)。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら