そんな彼女たちからすると、「ファクトに基づいてない」「同じ話の繰り返し」と、女のおしゃべりを批判する男たちは、いったい何を話しているのか不思議でならないというわけ。
男の会話は情報交換
たとえば、ホームパーティで知り合った、妻の友達の夫と。
たとえば、タバコルームで隣に座った、隣の部署の人と。
ちょっとした空き時間なり、初対面の懇親の場なりで、こうした「雑談アレルギー」のある男同士は、じゃあいったい何を話しているでしょうか?
結論から言うと、男たちはそういうときに「情報交換」をしています。
趣味のゴルフなり、最近手掛けている仕事の話なり、新聞に載っていたニュースなり。何か有益な情報を受け取り、差し出す。それが実りある会話であり、そうでないコミュニケーションは時間のムダと思っています。
たとえばゴルフの話題。女性同士であれば「最近いいドライバーを買ったので、気持ちよく打ててるんだよね~」「わかる! しっくりくるクラブってなかなかないよね」という会話は自然に生まれます。エピソードに心情を添える、それに共感したうえで自説を展開する、といった会話の作法が身に付いているからです。男性同士の場合、そうはいきません。
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