日経平均株価の急落は岸田首相のせいなのか? 市場が騒ぐ「岸田ショック」なるものの正体

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最後はお馴染み、競馬コーナーだ。G1レースがある週末はもちろん楽しみだが、東西で重賞レースが2つ、という週末もまた味わいがある。特に毎日王冠(10日の東京競馬場第11R、芝1800メートル、G2)と京都大賞典(同日、阪神競馬場第11R、芝2400メートル、G2)が重なるこの日は、秋の競馬シーズンの本格的な幕開けを告げる。筆者の誕生日が近いこともあって、昔から楽しみな1日である。

毎日王冠はダノンキングリーで「万全」

毎日王冠はダノンキングリーで万全と踏む。安田記念では、あのグランアレグリアをアタマ差で制して5歳にして初G1勝利を得た。これが本格的な覚醒であるかどうかは未知数なるも、とにかく「久々のレースのときは強い」という妙な馬なのである。安田記念から直行という日程ならここは買いだ。単勝、もしくは馬単の頭でドンと行ってみよう。対抗にシュネルマイスター、単穴にポタジェ。

一方の京都大賞典は荒れると見て、アイアンバローズを狙う。阪神2400メートルでは1着1回、2着2回と距離適性は見逃せない。ここからワイドで、アリストテレス、ヒートオンビート、ステイフーリッシュなどへ流してみる。こちらは欲張らずに少額で。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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