低予算ながら数々受賞、映画『闇の列車、光の旅』のキャリー・ジョージ・フクナガ監督に聞く
--ハリウッドでリメークの話がきたらどうします?
もう1回撮って映画の何かが変わるとは思いませんね。特に列車の撮影は非常に危険だったので今回で十分。だからといって列車のシーンをCGで撮るなんて論外です。
--映画でいちばん大事なものは何でしょう?
一にも二にもストーリーです。自分の脚本にはこだわりません。他人の脚本でも、いいものならぜひ監督をしたいです。ハリウッドでは大して内容がないのに巨額の予算がついて、しかもそれが大ヒットしてしまう。落ち込みますよ。
プロフィール
1977年、アメリカ・カリフォルニア生まれ。カリフォルニア州立大学サンタクルーズ校を卒業後、ニューヨーク大学で映画を学ぶ。日系3世の父親とスウェーデン系アメリカ人の母親を両親に持つ。2009年、サンダンス映画祭で長編初監督作品『闇の列車、光の旅』が大絶賛され、監督賞を受賞。
(C)2008 Focus Features LLC. All Rights Reserved.
6月19日(土)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
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