ネットで選挙は戦える! 「ネット街頭演説」解禁はできなかったが、秘策あり

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小


 動画とtwitterによるネット上での街頭演説(ネット頭演説)という1本目の矢は放つことができなくなったが、2本目の矢は強化した。ブログ、Twitter、メールマガジンをすべて音声化したのである。これであれば選挙期間中も情報を更新できる。また、3本目の矢も選挙期間前であれば放つことができる。

筆者は、今回の選挙で「ネットだけで5万票」を取るつもりだ。そして、3年後の参議院全国比例区選挙においては今回のノウハウを活用し、20万票をネット選挙活動だけで取るつもりだ。20万票あれば必ず当選する。つまり、「ネット選挙活動だけで当選させる」ということである。

おカネがかからない選挙の実現を

政治とカネの問題が有権者の政治不信、政治家不信を増幅させている。違法行為は断じて許されないが、背景に「選挙におカネがかかりすぎる」という現実がある。

ネット選挙が拡充し、有権者に浸透していけばほとんどお金をかけずに選挙活動をすることができる。そうなれば、組織に依存していた組織も見直されるだろうし、資金がなくても政治に挑戦する若者も増えるだろう。

言うまでもないが、ネットの影響力は駅前の演説やビラ配りと比較できないほど大きい。さらには、候補者が自身の政策を届けやすいという点でも意義深いと言える。

公職選挙法の改正は実現できなかったが、今回の参院選で、ネット選挙の効果を実証し、新しい風を吹かせたいものだ。

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
政治・経済の人気記事