コトコト、撮りためた子供の動画が”映画”に かわいいわが子の成長日記をスマホで作成
育児日記やフォトブック、スライドショーなど、写真を共有するサービスは数多くあり、動画でもSNSに投稿する形のサービスがある。だが、門松CEOには勝算があるようだ。「動画の領域で思い出を振り返ることに特化したサービスはほかにない。また、スマホの高精細な動画なら、写真として切り出してフォトブックを作ることもできる。動画を扱う技術を強みに、サービスを使ってもらえるようアピールする」と話す。
当面は手元資金で運営
今後の目標について、バイアウト(会社売却)や株式上場といった戦略は特に意識しておらず、ベンチャーキャピタル(VC)からの資金調達も未定。「事業を大きく広げるタイミングで資金を調達する可能性もあるが、まずはサービスをヒットさせたい。ヒットしなくても、ユーザーのためにサービスを続けたい、そんな気持ちでやっている」(門松CEO)。
近年、スマホ端末のカメラや液晶などのスペックは格段に向上し、高速通信サービスLTEのエリアも全国に広がったことで、動画を楽しむ人は着実に増えている。動画を扱うプレイヤーもさらに増えていくだろう。フィルミーをヒットに結びつけるには、日常的に動画を撮るメリットをアピールし、さらに、追随するライバルとの差別化を続けることが重要になりそうだ。
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