中国のスマホ販売、サムスン2位に転落 第2四半期は創業3年のシャオミが1500万台で首位
[北京 5日 ロイター] - 調査会社Canalysによると、第2・四半期の中国のスマートフォン(多機能携帯電話)販売は、中国の小米科技(シャオミ)が、韓国のサムスン電子<005930.KS>から1位の座を奪った。
シャオミの出荷台数は1500万台。2位のサムスン電子は、1320万台。それを約20万台下回り、レノボ・グループ<0992.HK>が3位につけた。
調査会社、ストラテジー・アナリティックスによると、創業3年のシャオミは、世界市場でも第2・四半期に5位のシェアを確保した。
ただ、同社の国外出荷台数は10万台程度で、中国国内の成功を海外でも再現できるかはまだ不明。
アジアでは、マレーシア、シンガポール、フィリピンで既に店舗を出している。先月「Mi3」モデルを発表したインドでは、1万台の出荷に対して、10万人以上が事前登録したという。
また、ブラジル、メキシコ、インドネシア、タイなどでも事業拡大を目指している。
ハイテク関連アナリスト、スメール・シン氏は「現在シャオミには問題があるが、それは供給面での問題のようだ。海外での需要が供給を大幅に上回っているため、顧客が他の商品に向かってしまう可能性もある」と語った。
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