部下との信頼関係を「朝1分」で劇的に深めるコツ リモートになって「接触頻度」減っていませんか
なお、信頼関係をよりしっかりと構築・維持したい相手(自分の後継マネージャーとして育成したいと考えている部下など)とのコミュニケーションは、1日3回の「1分間ミーティング」をおすすめします。
始業前に「今日の予定はどうか?」を尋ね、午後の仕事開始時に「進捗はどうか?何か困っていることはないか?」を聞きます。 そして、終業予定時刻が近くなったら、「今日1日を振り返ってどうだったか?」をヒアリングしましょう(終業予定時刻の1分間ミーティングには「仕事の終了を促し、残業をさせない」という意味もあります)。
「今週はお互い忙しいから」といった理由で1分間ミーティングを取りやめるのは絶対に避けましょう。「会話が難しい場合はチャットでやりとりする」などのルールを設けつつ、コミュニケーションの回数を減らさないようにしてください。
「内容」よりも、「回数」が重要――。これが、科学の導き出した「正しいコミュニケーション法」なのですから。
コツ2「10分でできること」を考えておく
取引先から打合せ時間変更の連絡が入った。ミーティングが15分延期になり、空白の時間ができた……。さまざまな理由から、ちょっとした「隙間時間」が生まれるものです。それも、ほとんどは相手の都合から。
あなたは、このような「隙間時間」をどう使っていますか? もったいないのは、隙間時間をダラダラすごしたり、待たされたことで、相手に対してイライラした気持ちを持つことです。こちらは予定どおりに動いているのに、相手の都合で突然変更が生じるのですから、気持ちはわからないわけではありません。
ただ、このときにダラダラしたりイライラしてすごすか、あるいは、有意義にすごすかによって、その後の成果も1日の充実度も、大きく変わってきます。 そこで、「隙間時間ができたらラッキー」と思えるしくみをつくっておきましょう。
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