まるで映画館!ホームプロジェクター選びコツ3つ 「手のひらサイズ」で家でも気軽に楽しめる
Android TVが搭載されていればスマートテレビと同じように見たい番組にアクセスできる。配線をつないだりペアリングしたりといった手間がないことが、プロジェクターが一般化した一番大きな理由だ。
また最近のプロジェクターは映像を映すための距離が短くても、くっきりとした大画面が楽しめる。
例えばAnkerの『Nebula Capsule II』なら最大サイズの100インチ(約2.1m×約1.3m)の大きさの画面を見るのに、3m程度離せば問題なく映る。小さな部屋でも快適に視聴でき、テレビを置くよりも空間を効率良く使えるというわけだ。
スマート家電感覚で若者を中心に浸透したのがここ2年ぐらいのトレンド。平野さんによればすでに新しい動きが出ているという。
高機能プロジェクターが次の流行に
「ポータブルなスマート家電としてプロジェクターが浸透したのが、ここ2年間ぐらいの出来事です。さらに今年以降は高画質を求める映像マニアに照準を合わせたプロジェクターが多く出てくるでしょう。
その走りといえるのがジーミー(XGIMI)の『Horizon Pro』です。4K画質で2200ANSIルーメンの明るさがあり、電気をつけた部屋でもくっきりとした映像を映し出せるので、リビングをホームシアターにすることができますよ」(平野さん)
『Horizon Pro』は2021年7月15日より販売する新モデル。
価格は17万6880円(税込)と、数万円から購入できるポータブルタイプ・プロジェクターの価格帯よりも高価だが、最大300インチ(約6.5m×約4m)の大きさでの投影が可能なので、スクリーンさえあれば映画館並の大きさの画面で4K画質の映像を見ることができる。
ちなみにルーメンというのはLEDの明るさの単位のこと。ルーメン(lm)の数値が大きいほど明るくなる。
さらにANSIルーメンとはアメリカ国家規格協会による単位で、投影される光量の平均値を算出した、より厳密な数値となる。日本で記載されている数値は基本的にANSIルーメンなので、ANSIを省略して表記するメーカーも多い。
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