意外と多い「高田馬場」築50年超のシブいビル巡り ロータリー周辺では4件のビル再開発が進行中

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写真左上から時計回りに大輝ビル、BIG BOX、稲門ビル、名店ビルとFIビル、宝来ビル、三慶ビル(写真:筆者撮影)  
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高田馬場の駅前は、常に人であふれかえっている。ここは山手線のほか、西武新宿線、東京メトロ東西線と鉄道3線が交わるターミナル。都内でも有数の学生街であり、マンモス大学である早稲田大学をはじめ、専門学校生など駅を利用する学生も多い。

近年、駅前には日本の難関大学を目指す中国人留学生向けの予備校が次々に開校し、中国語で談笑しながら街を歩く若者たちも増えた。

駅前でビル4件が建て替え中

写真左がゆう文ビル・菊月ビルの建て替え現場、右がボストンビルと高田馬場駅前ビルの建て替え現場(筆者撮影)

そんな駅前で最近目立っているのは、1960〜70年代築のビルの建て替え工事現場だ。

ただいま、駅東口では計4件のビルの建て替えプロジェクトが同時に進行中。早稲田通りに面した「ゆう文ビル」(69年築)、「菊月ビル」(68年築)、さらに隣の「東京三協信用金庫本店ビル」。

そして、駅前広場を挟んで駅のはす向かいにあった2棟のビル(ボストンビル・72年築と、ホテルサンルートの入居していた高田馬場駅前ビル・80年築)を解体して、1棟のビルに建て替える工事が進んでいる。建て替え後のビルには、以前の約1.5倍の13階建ての高さになるものもあり、駅前の景観は一変しそうだ。

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