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論破王ひろゆきが指摘「反論されがちな人」の特徴 「絶対」「必ず」と口にする人は足をすくわれる

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しかも人によって解釈が違っても許される言葉というところがポイントです。つまり、あとで失敗したときに「五分五分の意味で使ったんですよ」とも言えるわけです。これが「80%うまくいきます」だと、かなり言い訳しにくいですよね。

過去に出演した討論番組で、おいらが事実を言ったら「明らか」というフレーズを使って反論された方がいました。そこでおいらは突っ込んだわけです。

「それ〈明らか〉じゃなくてあなたの感想ですよね?」

「明らかに」という言葉を使って、あたかも事実であるかのような言い方をしたので、それはよろしくないなと思って、わざわざ確認したわけです。

というのは、「へぇー、そういうことがあるんだ」と、テレビに出ている人が言うことはなんでも「本当のこと」と思う人がいるからで……。

なので、「いまのは事実ではない、個人の意見ですよ」ということを視聴者にちゃんと伝える必要があったという面もあるのですがね。

「思う」は否定できない

議論における「逃げ道をつくる習慣」というのは、2ちゃんねるの管理人時代にしばらく裁判所通いをしていたことがあって、たぶんその副作用です、おいらの場合は……。

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1週間に2、3回は裁判所に行っていて、法廷トリプルヘッダーというのもありました。その中で、事実確認というのがあって「それは間違えていました」と訂正すると、裁判官の印象が悪くなるわけですね、「あっ、こいつ証言をひるがえしたな」と。つまり裁判では、基本的に間違ったことは一切言わないほうが有利なのですね。

なので、「じつは何も言っていない言葉」を使う習慣が身についたわけです。

「何々です」と言い切らないとか、明確な数字ではなく「だいたい」で言うとか……。「じつは何も言っていない言葉」の代表は「思う」でしょう。自分が思ったことは事実だから、他人はその内容を否定できないわけです。

ちなみに弁護士さんも、基本的には裁判官の前では断定口調で話しません。「本人、そのような方向で主張していくと思います」という言い方をよくしていました。

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