論破王ひろゆきが指摘「反論されがちな人」の特徴

「絶対」「必ず」と口にする人は足をすくわれる

ひろゆきさんの「論破力」の秘密とは?(写真提供:朝日新聞出版)
舌鋒鋭い発言で知られ、時に“論破王”ともいわれるひろゆき氏。議論に強くなり、人間関係やコミュニケーションでストレスをためないためのコツを著書『論破力』から一部を抜粋・再構成して紹介します。

会話は返しを想定しながら

じつは、議論で選択できる反論パターンというのはそんなに多くありません。

普通に会話していても、「相手がどんな返しをするのか」ということは、ある程度想定しながら話していますよね。裏を返せば、「いい天気ですね」に対して「うんこ食べたいですね」と返ってくることは、想定していないわけです。普通は「はい、そうですね」とか「いいえ、違いますよ」とか、まず肯定か否定かの二択から入って、そのあとで会話の材料を小出しにしていきます。

「こういう球がきたら、こういう球を返そう」と想像しながら話していると、反射的に投げる球も決まってくるわけです。

要するに、自分が話している最中から相手が何を返してくるかある程度想定して、次に投げる球を用意しておくわけです。

たとえば、おいらはスイカに塩をかけるのが嫌いなのですが、スイカに塩かける派の人は、よく「塩をかけるとスイカが甘くなる」と言います。塩じたいは甘くないから、甘くなるというのは当然ながら「ウソ」ですよね。

まず、「別にスイカじたいは甘くなっていないじゃないですか?」という「事実」の球を投げます。ただその球に対して、「でも、スイカが甘く感じるからこっちのほうがおいしい」という球が返ってくるのは、すでにわかっているわけです。

甘くなる派のほとんどは「うちの家では……」というような「習慣」に基づいているわけです。つまり、別に甘くなるから、おいしくなるからではない。

そこで、「じゃあ、イチゴに塩かけます? じゃあ、チョコレートに塩かけます? それって、習慣だけじゃないですか?」という反論を用意しておくわけです。これで相手は「う〜ん」と言葉に詰まって、「はい、終了」です。

次ページ「塩をかける」って言った場合は?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
  • 若者のための経済学
  • 本当に強い大学
トレンドライブラリーAD
人気の動画
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
ネットで生卵がメチャメチャ売れる驚きの理由
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
やる気を削がれる人と奮起する人の決定的な差
「名岐アパレル」で連鎖倒産、産地の厳しい現実
「名岐アパレル」で連鎖倒産、産地の厳しい現実
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
サプライズと配当成長株で勝つ<br>株の道場 成長先取り編

菅首相の退陣決定を受け、東証株価指数が31年ぶりの高値へ急騰。日経平均株価も3万円を超えました。本特集では9月17日発売の『会社四季報』秋号を先取りし、上方修正期待の大きいサプライズ銘柄を抽出。株価上昇を享受する方法を会得しましょう。

東洋経済education×ICT