北海道「花の島」礼文島の短い夏を路線バスで巡る シーズン到来!さいはての絶景と「海の恵み」
礼文島内路線バス1DAYフリー乗車券(宗谷バス)
北方領土を除くと、日本最北の有人島となる礼文島。昆布漁が解禁となり、ウニやボタンエビが旬を迎える短い夏には、観光客が押し寄せ、島はにわかに活気づく。島の玄関口となる香深港から最北端のスコトン岬まで、宗谷バスに乗れば、さいはての旅をより楽しむことができる。
稚内港を早朝6時20分に出たハートランドフェリーは、礼文島の南部にある香深港に8時15分に接岸した。乗客のほとんどは、迎えのクルマかレンタカーショップに急ぐ。
けれど私はバスの発車まで時間があるので、港近くの「礼文町郷土資料館」を見学することにした。ここで島の歴史と産業、動植物などについて予習する。「れぶん」はアイヌ語の「レプン」(「沖の」という意味)が転訛したものだという。江戸時代中期に松前藩宗谷場所が開設されると、漁を通じたアイヌと和人の交易の地となる。そして1956年、全島を統括する礼文村が誕生した。当時の写真には、宗谷バスのボンネットバスの姿があった。





        
        
        
      
        
      
          
          
          
          
        
        
        
        
        












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