1台わずか11席!個室で「安眠できる」夜行バス 「ドリームスリーパー東京大阪号」旅のすすめ
街の店先や集落の軒先をゆっくりと走る路線バスには、その土地のなにげない日常に出合える魅力があります。しかし、複雑な運行系統、運賃や乗降方法のわかりにくさなどから、自分らしい旅を楽しむシニアでもバスを敬遠する人は多いようです。
新著『シニア バス旅のすすめ』では、観光地をめぐる定番コースから、1日乗車券を活用した日帰り旅、個室完備の高級バスで行くワンランク上の上質旅まで、シニアも満足のさまざまなバス旅を紹介しています。
本稿では同書から一部を抜粋しお届けします。
夜行高速バスの最高峰に位置するのが、「ドリームスリーパー東京大阪号」である。乗客定員はわずか11席と少なく、扉つきの完全個室、全自動リクライニングシートに加えて、さまざまなアメニティーグッズを備え、心地よい眠りと上質なリラクゼーションを提供してくれる。
「ワンランク上」の夜行バス
JR池袋駅西口のバスターミナルは、「東京芸術劇場」前の広場に面したところにある。街路樹のイルミネーションを真っ白なボディに映しながら、関東バスのスーパーハイデッカーが7番乗り場に入線する。「ドリームスリーパー東京大阪号」は、JR池袋駅西口・JR新宿駅西口と、南海なんば高速バスターミナル・JR大阪駅前・両備バス門真車庫を結ぶ路線である。関東バスと両備ホールディングスが共同運行している。
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