ユーチューブ、プレミアム動画の配信を検討

高価格の広告がつく、コンテンツ配信サイトに変身?

 7月13日、米グーグル傘下のユーチューブは、ハリウッドおよび独立系のプロデューサーが制作する高品質な独自コンテンツの配信に向け、制作者側と必要となる費用についての協議を開始した。写真は同社のロゴ。都内で昨年2月撮影(2014年 ロイター/Shohei Miyano)

[ロサンゼルス 13日 ロイター] - 米グーグル傘下のユーチューブは、ハリウッドおよび独立系のプロデューサーが制作する高品質な独自コンテンツの配信に向け、制作者側と必要となる費用についての協議を開始した。

事情に詳しい関係筋2人が明らかにした。

グーグルは、ユーチューブを単なるホームビデオ配信サイトから、内容が洗練され、高い広告がつくコンテンツを配信できるサイトに変革させたいと考えている。

関係筋によると、ユーチューブの幹部らはここ2カ月間、ハリウッドのプロデューサーなどと協議し、番組制作に対してどのような支援ができるかを探っているという。注目度が高い番組を提供することが目的だが、幹部らは番組構成の詳細は明らかにしていない。

1人の関係筋によると、ユーチューブはシリーズものの番組に対し100万─300万ドルの資金を提供する可能性がある。マーケティングの資金も拠出するかもしれないという。

2人目の関係筋は、ユーチューブがアマゾン・ドット・コムなどが最近手掛けているような、テレビ番組と同様の質で30分以内の動画の独自配信に関心を示していると明らかにした。

ユーチューブは電子メールで、「われわれは常に、制作者を支援するため、さまざまなコンテンツやマーケティングのアイディアについて可能性を探っている」と表明した。

関係筋によると、これまでの協議は初期段階で、具体化しない可能性もある。

ユーチューブは2011年終盤に約100の新たなチャンネルを開設するため、推定額で1億ドルの資金をコンテンツパートナーに供給した。同社は実際に提供した資金などについて公表していない。ただ、開設されたチャンネルの注目度はそれほど高まっていない。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • 日本野球の今そこにある危機
  • ブックス・レビュー
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナ時代の勝者と敗者<br>不動産 熱狂の裏側

実体経済の悪化を尻目に、国内外から熱い視線が注がれる日本の不動産。業界の雰囲気とは対照的に、上場不動産会社の株価は軒並み軟調です。コロナ後の新常態で誰が笑い、誰が泣くのでしょうか。現場の最新情報を基に不動産市場の先行きを展望します。

東洋経済education×ICT