翌5月には旅行者数、旅行収支とも従来どおりの状況に戻ったが、それでも今回、観光客の増減に連動して旅行収支が逆転した意味合いは小さくない。日本人海外旅行者と訪日外国人の1人当たり旅行消費額が同程度の水準になったのを示しているからだ。
旅行収支のうちの支払額と受取額をそれぞれ、日本人海外旅行者数、訪日外国人数で割って、1人当たりの旅行消費額を算出すると、1996年は訪日外国人の約11.5万円に対し、日本人海外旅行者は約24.1万円だった。これが2013年になると、外国人14.2万円、日本人12.1万円と、僅差ながらも逆転している。
この記事は有料会員限定です
残り 643文字
