「レクサス変革」の第1弾となる新型ESの全貌 初公開の場を上海モーターショーにした狙い
デザイン面は、大きく変わっていない。これは、フルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジだからともいえるが、上質さやエレガントさがユーザーから好評を得ていたためだという。ボディカラーでは、強い陰影により造形を際立たせる「ソニックイリジウム」と、金属の質感や高光沢を表現する「ソニッククロム」の2色が新しい。
レクサスに共通する「スピンドル」には新たにメッシュパターンが採用され、横方向の流れを強調するL字ユニットの集合体で構成される形状となった。レクサスは「グリルの押し出しを強調することで、質感を向上」と説明する。
ヘッドランプは、新薄型ランプユニットとすることで表情を鋭く見せる形に。
内部に入るユニットは、単眼タイプと3眼タイプがあり、先の「ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム」搭載車は3眼タイプとなる。
17、18、19インチが用意されるホイールのデザインも変更され、17インチはよりスポーティに、18インチは高級感を追求。F SPORT専用の19インチには、フロントグリルのブラックと合わせたグロス(艶)ブラックを採用する。また、F SPORTでは、ブレーキキャリパーをオレンジとすることで、スポーティさを強めた。
ついにタッチパネル化されたカーナビ
インテリアは、ヘーゼルとブラウン系でグレイッシュなトーンのモーヴを新採用。落ち着きのあるモダンな空間とされた。
また、インテリアパネルはラグジュアリーなウォールナット素材が採用されるとともに、新開発の墨ブラックとダークブラウンを組み合わせ、大人びた印象を演出。ヘアライン加飾は、レーザーで1本ずつ彫る加工方法に変更したという。これにより、より細かでモダンな雰囲気となった。F SPORTでは新採用のホワイトと、ホワイトまたはフレアレッドとブラックの2トーン配色が加えらる。
マルチメディアシステムでは、ディスプレイがタッチパネル化されたことに加え、ドライバーとディスプレイの距離と角度が最適化された。
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