株式投資の初歩「複利」の効果とお金の増やし方 元手50万円を月利5%で運用することを目指す

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とめちゃん:先生も最初は不安だったのですね。

林先生:そうです。しかし、株は最大損幅が決まってるんですよ。僕がお伝えする手法では、時価総額(上場企業の株価×発行済株式数)が大きい大型株(※1)しかやらないのですが、大型株は1日の変動率が、多くて3~5%なんです。つまり50万円しか投資しなければ、最悪2万5千円程度しか損しません。FXは、レバレッジ(※2)を20倍以上もかけられるので、1日で投資額を失ってしまうことがありますが、株はそういうことがないです。

※1.大型株は、時価総額が大きく流動性が高い。中型・小型株は、時価総額が小さく、また流動性も低いため、1日で株価が変動しやすく初心者に不向き。
※2.てこの原理。証券会社に証拠金を預けて、入金額以上の取引ができる。

とめちゃん:ただ、株でも信用取引(※3)でレバレッジ(※4)をかけると、借金をかかえてしまうこともありますよね。

※3.信用取引は、現物取引(普通の取引)と違い、証券会社にお金や株を借りて取引できる。
※4.株は、入金額の3.3倍まで取引ができる。

林先生:その通りです。しかし、初心者の方には、信用取引は空売りをするときだけ使ってもらうので、そんなに怖がらなくても大丈夫です。

とめちゃん:それなら安心です。でも日本株は100株が基本単位なので、例えば8,000円の株を買おうとすると、80万円かかってしまい、1口(単元)しか購入できないですよね。どうしたらいいですか?

林先生:実際に取引していく銘柄について、詳しくは今後の連載でも解説しますが、時価総額が高い銘柄でも500円や1,000円くらいの買いやすい株も多くあるので、大丈夫ですよ。

とめちゃん:そうなのですね。安心しました。

50万円を月利5%で運用すると、10年で1憶に⁉

とめちゃん:では、100万円をどうやって増やしていけばいいですか?

林先生:まずは、月利5%を目指しましょう。元手50万円の場合は、月に2万5千円の利益です。とめちゃんの場合、元手が100万円ありますので、月に5万円となりますね。

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