ぬか喜びに終わるか、フロリダをウォール街に コロナワクチンの普及でNY回帰の大金持ち

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やっぱり資産家はニューヨークの「文化」がお好き

ニューヨークを拠点とするヘッジファンド、D1キャピタル・パートナーズの創業者ダン・サンドハイム氏は、パームビーチを離れてニューヨークの自宅に戻る公算が極めて大きいと、同氏の計画に詳しい関係者が明らかにした。ヘッジファンドのアパルーサ・マネジメントを率いる資産家デービッド・テッパー氏は昨年、マイアミからニュージャージーに戻った。同氏夫妻はパームビーチに7300万ドル(約79億円)の豪邸を購入したばかりだが、当面はニュージャージーにとどまるという。

マドリック・キャピタル・マネジメントで30億ドルの運用を監督するジェイソン・マドリック氏は、「フロリダ移住に伴う一番の問題は、フロリダに住まなければならないことだ」と語った。

20年余りにわたりマンハッタンで暮らす同氏は「ニューヨークには最も賢く、やる気に満ちた人材がおり、最高の文化やレストラン、劇場がある。多少の節約のためにフロリダに引っ越す人は、これら全てを失う」と述べた。

原題:Wall Street A-Listers Fled to Florida. Many Now Eye a Return (1)(抜粋)

著者:Katherine Burton、Annie Massa、Amanda L. Gordon (News)、Jonathan Levin

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