どうせやるなら世界基準のビジネスをやろう 炸裂! グーグルOB起業家のホンネトーク(前編)
佐々木 そうですね。そういうニーズは実際けっこうあります。北海道のニセコの外国人経営者から、「英語版出してください」ってリクエストはしょっちゅう来ます。倉岡さんのクービックはすでに英語版も韓国語版もありますよね。そちらの調子はどうですか。
倉岡 英語版はまだあまり利用者はいないですね。やはり日本語版が多めです。
佐々木 それはプロモーションをしてないから?
倉岡 そうですね。プロモーションしてなくて。なるべく海外の記事にとりあげてもらいたいと頑張ってはいますが、まだまだですね。
山田 本来、こういうインターネットのサービスは、海外とか国内とかまったく関係なく使ってもらえるのがいいところですよね。
倉岡 そうですね。だからそこはどんどん広げていきたいと思っています。
グリーに鍛えられた
山田 フリークアウトのグローバル展開はどうですか。
佐藤 一応今ニューヨークとシンガポールオフィスがあって、ニューヨークは今10人ぐらい、シンガポールは3人です。これは営業が中心です。あとグローバル化を進めているのはサーバー。リアルタイムに取引をするためには通信の速度が重要なのに、海を越えちゃうと全然遅くなる。だからそこさえ解決すれば全然問題なくビジネスができます。アメリカではケロッグさん、アマゾンさん、ノキアさんなどが主なお客さんですね。
山田 彼らはフリークアウトの何をどう評価したのでしょうか。
佐藤 僕らは最初、グリーさんの北米でのプロモーションに一緒にくっついて行った。そこから縁ができました。グリーさんは広告効果について非常に厳しく管理しているため、お陰で品質をブラッシュアップさせていただいたと思います。品質が評価されたのだと思います。
(撮影:尾形文繁、記事構成:長山清子)
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