構想6年、敷地面積250坪「家具ありき」の家造り まずはLA、NY、パリなど世界中で家具探しの旅へ

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
「家具ありき」の家づくりにこだわったR.K.さん(Age 43)の家@佐賀・鳥栖(写真:OCEANS編集部)
この記事の画像を見る(6枚)

佐賀県の東端に位置する鳥栖。町の中心部を見渡す高台に、その家は静かに佇んでいる。

家主であるR.K.さんは一風変わった家造りをしたそうだが、はたしてその真意とは。

“中身”からそろえる常識破りの家造り

「静かに」と書いたのは文字どおりの表現である。広い敷地の中ほどに建てられた平屋だから、外からその様子をうかがい知ることは難しいのだ。

当記事は、『OCEANS』の提供記事です。元記事はこちら

玄関までのスロープを含め、敷地の外周は多種多様な植物に囲まれている。そのことも、シークレットな印象を醸し出す要因になっているのかもしれない。いざ中へ。2016年に竣工されたR.K.さんの家は、約4年という時間の経過とともに周囲の植栽と美しく馴染んでいた。

「家を建てようと思ってから完成までは、およそ6年ほどかかったと思います。ただそのうちの2年は家具探しの時間でした。

実は、一般的な家作りとだいぶ順序が違うんです。まず自分の好きなインテリアをひと通りそろえました。そのあとで、集めたインテリアにマッチする家を造ったということなんですよ」

イームズのラウンジチェア&オットマンで音楽を楽しむ。インテリアは貴重なヴィンテージばかり。贅沢だが、新品ではないぶん味わいがあり、客に威圧感を与えないという効果もある(写真:OCEANS編集部)
次ページ中身をそろえてから外側を作った
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事